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男性向け(女性演者向け)シチュエーションボイス用の台本です。 ギャルをイメージしております。 いじっているけど、少しずつ気になってきてしまっているような演技をおすすめいたします。(アレンジ可) ~あらすじ~ 「今日も一人ぼっちなの~?」 毎日のようにあなたをからかいに来る、クラスの中心人物のギャル。 悪ノリと罰ゲームで始まったはずのその関係は、いつしか彼女の「仮面」を剥ぎ取っていく。 「オタクくんと居るときだけ、あーしはあーしでいられたんだ」 放課後の誰もいない教室。耳元に吹きかけられる熱い吐息と、震える告白。 友達の顔色を伺い、身を削って生きてきた彼女が見つけた、本当の居場所。 ――ネイルも、化粧も、偽りの友達も、もういらない。
魔物。
作家
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2,443字
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ライセンス: 個人・商用どちらも可
本文
おっはよ~、オタクく~ん。
今日も1人なのかな~?
オタクくんっていっつも1人ぼっちだよね~?
....。
「1人が良いからそうしてる」?
きゃっはは!そんなに強がっちゃって~。
大丈夫だよ~?そんなに強がらなくたってみ~んな理解してくれてるから近寄って来ないんだろうけどね~。
あーしに感謝しなよ~?
こうやって話してあげてることをさ~。
.....。
「話しかけるな」?
い~やだね~。
だってオタクくんをいじってるの楽しいんだも~ん。
キンコーンカンコーン....(朝礼のチャイムが鳴る)
って、授業始まっちゃうか~。
ざんね~ん。
またお昼にでも遊びに来たげるね~。
キンコーンカンコーン....(昼のチャイムが鳴る)
オ~タ~ク~く~ん。
ま~たこんな所でぼっち飯ですかぁ~?
屋上でぼっち飯ってアニメか漫画の見過ぎじゃないの~?
たまには誰かと一緒に教室でご飯食べたりしたら~?
って、そんなお友達居ないかぁ~。
....ってことで、あーしが一緒に食べたげるから感謝しなよ~。
.....。
「なんで」って。
なに?あーしと一緒にご飯食べるのが嫌だっていうの~?
そんなまんざらでも無いって顔しておいて~?
バレバレだぞ~。
....。
「そんなんじゃない」?
きゃっはは!ほんとオタクくんってわかりやすいし面白いよね~。
いやはや、いやはや~。
けど、確かに屋上でお昼ご飯というのも乙ですな~。
....。
いっただっきまーす....って、オタクくんのお弁当めっちゃ豪華じゃん!
ママに作ってもらってたり?
.....。
「自分で作ってる」!?
は?マジで言ってんのそれ!?
そんな才能あるなら女子ウケ間違い無しな気がするけどな~....。
顔も"そこそこ"良いんだし。
あとは、コミュニケーション能力があればなぁ....。
惜しい!!
.....。
「そこそこってなんだよ」って?
なに?自分の顔に自信ありげな感じ~?
オタクとか根暗な奴ってみんな意外とナルシスト気質な奴多いよね~。
って言ってる間にからあげ頂き!
むぐむぐ...(からあげを食べる)
...って美味しい...。
見た目だけじゃなくて味もいいとかすごいじゃん!
ほんと、中身だけが他人に受け入れられづらいんだよな~オタクくんは。
....ってやべ...結構時間経ってたわ...。
(ご飯を口に頬張りながら)ご飯食べたら友達とネイルし合うって約束してたんだった!
遅れたらめんどくさいからね~、女子は。
むぐむぐ...ぷはぁ(食べ終わる)
ごちそうさ~ま。
ってことで、友達が多いあーしは行かなきゃだから~。
あ、そうだ。
(耳元で)放課後、教室に残っておいてね、話したいことあるし。
じゃね~。
キンコーンカンコーン...(放課後のチャイム)
わいわいがやがや...(教室の喧騒がだんだんとフェードアウトしていく)
トットッ....(足音が近づく)
おっまたせ~。
いや~、案外みんな教室に残ってる時間長いんだね~。
友達にも、"先帰ってて"って説得するの苦労したわ~。
.....。
「で、呼び出して何の用だ」?
鈍感だなぁ...。
わからない?
(少し艶めかしい感じで)誰も居ない教室に男女二人っきり...。
トットッ....(近づいて耳元に口を寄せる)
すぅ~...ふぅ~...(耳元に息を吹きかける)
(笑いながら)きゃっはは!オタクくん、ビックんって背中が跳ねてる~。
(笑い切ったように)...はぁ~面白い。
あーしさぁ~。
気づいちゃったんだ。
今の友達って全然友達じゃないって...。
いつもどう思われてるか顔色伺って、あーしの時間とかやりたい事を縛ってでも一緒に居なきゃって思いながら接して...。
...オタクくんとね、つるんでからわかったんだ。
クラスのカーストとか気にしてあーしの身を削って、何が楽しいんだろうって。
オタクくんみたいにあーしの好きな事だけに目を向けてればもうちょっと楽しいのかなって。
.....最初はさ、オタクくん...いや、君のことをからかうつもりで接してた。
何なら本当は悪ノリの罰ゲームだったんだ。
けど、君は何のためらいもなく接してくれたし、気を遣わずにずかずか何でも言っちゃう。
自分自身と好きなもの以外は興味なしって感じで...。
けど、あーしとしては何も考えずにあーしとして接する事が出来てたと思う。
たまにきついこと言っちゃってたかもしれないけど、照れ隠しというか...何というか....。
あのさ....だから...。
....あーしと...付き合わない?
た、多分付き合ってすぐに友達の前で態度を変えるってのは難しいかもしれない...。
けどさ、君と一緒に居たらなんか変われる気がすんだよね。
どう...かな...?
.....。
「まずは友達から」?
は、はぁ!?友達からって!
あーしがこう言ってるのに!?
.....って君らしいっちゃ君らしいか...。
....。
いいよ、わかった。
絶対に君に似合う女になってあげるから。
あ、けどアニメとか漫画とかそういうのにはハマらないからね!
絶対に!
......。
「俺みたいになりたいんじゃないのか」?
....気にはなるけど....オタクまではならないから!
あーしはあーしの好きなものを探して堂々と好きって言えるようになる!
正直、ネイルとか化粧とかめんどくさくて嫌いだったんだよね。
とにかく!
まずは君の心をあーしの色で染めてやるから、覚悟しときなよ~。
この台本を声優が演じた音声です。「文字が、声になる」瞬間を聴いてみてください。
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