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男性向け(女性演者向け)シチュエーションボイス用の台本です。 イケメンな先輩女子をイメージしております。 少し男勝りで僕っ子な感じの演技をおすすめいたします。(アレンジ可) ~あらすじ~ 「君には色々と足りていないようだから、みっちりと教えを授けてあげよう」 入学初日、不敬な態度を理由にイケメンな先輩に呼び出されたのは、放課後の空き教室。 そこで待っていたのは、先輩が一人で立ち上げたばかりの怪しげな「癒やし部」への勧誘だった。 半ば強引に寝かされたソファ。頭を撫でる柔らかい手。 「耳かきがない代わりと言ってはなんだが……」と、耳元に吹きかけられる熱い吐息。 逃げ場のない膝枕の上で、先輩のペースに翻弄され、あなたの理性がとろけていく。 「嫌と言っても、絶対に逃がさないよ?」 癒やしのレポートを書かされるという口実で、あなたは明日もまた、この先輩の膝の上へ戻ることになるのだろう――。
魔物。
作家
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ライセンス: 個人・商用どちらも可
本文
ワイワイガヤガヤ...。
トコトコ...。(廊下を歩く音)
おっと...。
君、これ落としたぞ?
....。
「なに」って、これ、ハンカチ。
後ろのポケットから落ちた瞬間が見えたのでね。
にしても、随分と可愛いハンカチをしているね。
これって俗に言う"でかかわ"ってやつかい?
男子にもこういうのが好きな子もいるんだね。
....。
いや、いいと思うよ?
アニメには男も女も関係ないからね。
.....。
「興味があるのか」?
ごめんだけど、僕は興味無いかな。
そう言うのにはあまり興味が無くてね....。
...。
ってことより、さっきから君、失礼じゃないかい?
僕もこういうことは言いたくないけど、君って新入生だよね?
僕は制服を見ての通り上級生だし、君のハンカチを拾った恩人でもあるわけだ。
それなのにずっとため口なのはいささかどうだろうか....。
.....。
「上級生って知らなかったし、そっちもため口だったから」ねぇ...。
君って入学式の際に寝てでもいたのかい?
制服で"下級生、中級生、上級生"と分かれているっていうことも明示されていたぞ?
....。
「起きてたけど、聞いて無かった」?
だとしたら、君は相当集中力が無いか、耳でも詰まってるんじゃないかな。
よく君はその集中力でこの学園に受かったね。
是非とも、どうやって受かったのか教えて欲しいぐらいだよ。
....。
とにかく、君には色々と足りていないようだからみっちりと教えを授けてあげよう。
(耳元で)放課後に3階の空き教室に来てくれ。
では、後ほど....。
キンコーンカンッコーン...。(放課後になるチャイム)
トコトコ...ガラガラ....(教室に入る音)
お、よく来たね、新入り君。
って、何そんなに不思議そうな顔をしているんだい?
....。
「ここは何だ」って?
(察したように)あぁ...言ってなかったね。
ここは僕が発足した部活「癒し部」だ。
と言っても部員は僕と君しかいない訳だが。
....。
「部員になったつもりはない」?
そんなこと言わずに、こちらへおいで。
君は僕に不敬を働いたわけだから、多少なりとも何かしら僕に詫びを入れるのが筋ってもんじゃないかな?
....。
「そもそも何をする部活か」って?
仕方ない、説明してあげよう。
学園生活において心身ともに疲れが出て来るだろう?
そんな疲れを癒すためにどんなことをすればいいのかを研究する部活さ。
ゲームをするでもいいし、寝てみるでもいい。
けどそれは研究としてどう癒されたかを先生に上げないといけないんだけどね。
....。
「そもそもなぜおまえ以外居ないのか」?
"お前"とは失礼だな...。
まぁ、いいや。
僕以外に居ない理由は今日発足したからだ。
後は人を集めてどういう部活かというのを先生に報告し、顧問を付けてもらうだけだ。
....。
「何も進んでないし、なぜ急に発足したのか」ね。
まぁ、”なんとなく”かな。
君は聞いてたか知らないけど、結構この学園って校則が厳しいんだ。
だから、部活でなら息抜きする時間を合法的に作れるんじゃないかなって思ってね。
いい考えだろう?
....。
「じゃあ、なぜ俺を選んだのか」?
それはたまたまかな、行けそうな口実立てて参加してくれそうな人なら誰でもよかった。
後は、何となく君はこれから先どうしようかとか考えてないんじゃないかなって思って。
....。
もしかして、"君のことが好きになっちゃった"とか言って欲しかったわけ?
残念だけど、一目惚れとかはないから安心して。
この3年間告白はいっぱいされたものの、どうしても男子を好きになれなくてね。
....ってそんな話はどうでもいいんだよ。
ほら、こっち来な。
部活の試験運用という事で1つだけ試してみたかった事を....。
ポンポン(太ももを叩く音)
ほら、僕が膝枕してあげるからソファに寝っ転がって。
....。
「なんで急に」って?
そんなのいいから、はやくはやく。
スササ....。(寝っ転がる音)
ほら、気持ちいいかい?
僕の膝枕は。
って、なんかすごく変な顔してないか?
まるでへんた...コホンッ!
そこまで言うのは流石にやめておこう。
....。
頭...撫でるぞ...。
よしよし....。
どうだ?気持ちいだろう、頭を撫でられるのは。
癒されるだろう?
よしよし...。
(しばらく撫で続ける)
...。
って、なんか少し物足りないような顔だな...。
なんだ?
もしかして、耳かきでもしてもらえると思ったか?
残念ながら、この空き教室にはそんなものは無いよ。
保健室とかから取ってくるのも良くないからな、そんな都合よくは出て来ないよ。
....。
まぁ、そうだなぁ...。
(独り言のように)頭を撫でられるだけでは癒しとしては少し足りない...か...。
では、耳かきが出来ない代わりといってはなんだが、こういうのはどうかな...?
(耳元へ息を吹きかける)ふぅ~...。
おっと。
ビクッとしたね。
君は結構耳が弱いタイプなのかな....。
ふぅ~...。
なでなで....。
(何度か頭を撫でたり耳に息を吹きかける)
そろそろ、顔がだいぶとろけて来たな。
後で先生に成果を報告するために君には癒しのレポートを書いてもらうから、よろしくね。
...。
「そんなこと聞いてない」って顔だね。
もう君は癒し部の部員なんだ。
しっかりとレポートを書いて僕に貢献してもらうからね。
もし、君が本当に別の部活に行きたいと言っても他に部員が集まるまではここで副部長をしてもらうから。
もちろん、嫌と言っても絶対に逃がさないよ?
ふぅ~....。
僕の膝枕の良さを知ってしまってもう離れることは出来そうにないけどね....。
(何度か頭を撫でたり耳に息を吹きかける)
っと....。
そろそろいい時間だし、レポートを書いて帰るとしよう...。
って、寝てしまったか...。
.....。
まぁ、もう少しだけこうしておいてやろうか。
これから学園生活は大変になるだろうし、新入生にはもうあんな思いはして欲しくはないからな...。
とは言え、入学おめでとうだ。
これからよろしくな、新入生君...。
一緒に学園を変えようじゃないか...。
この台本を声優が演じた音声です。「文字が、声になる」瞬間を聴いてみてください。
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