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母が娘に読み聞かせるお話。母と娘が登場しますが、母の語りの部分だけ、朗読として使用するのも可能。 父と息子に変更してもOK。
あやおか はな
声優作家
無料
631字
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ライセンス: 個人利用のみ
本文
母(語り)
ある国に、とてもかわいいお姫様が居ました。
お姫様は2月14日が毎年楽しみでなりませんでした。
この国では、2月14日になると国中からとてもあまーい香りがやってくるからです。
この日は、大好きな人に、心を込めて作ったチョコレートをプレゼントして
「好きです」って伝える習わしがあるのです。
みんな、好きな人に喜んでもらいたくて、おいしくて、かわいくて、見ていて楽しめるチョコレートを作ろうと頑張っていました。
ある日、お姫様は王様と一緒に遠くの国に行くと
とても素敵な男の子に会いました。
お姫様は、男の子にチョコレートを贈りたいとおもい、お城に帰ってから一生懸命に
男の子に喜んでもらえる様にチョコレートをつくりました。
そして、2月14日に男の子にチョコレートを渡し「好きです」と伝えると
遠くの国にお嫁に行くことになりました。
こうして、遠くの国にも、2月14日にはチョコレートの甘―い香りがやってくるようになったのです。
おしまい。
この台本を声優が演じた音声です。「文字が、声になる」瞬間を聴いてみてください。
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